ブラックは、民間だけじゃない！

吉良よし子候補の
昭島第一声を
聞いてくれていた
20代の若者と
話をした。


「吉良さんは、ワタミやUNIQLOみたいなブラック企業を許さない！と、言っていた」


「でも、私に言わせれば、行政もブラック企業だ」
と、話してくれた。

非正規雇用で
昭島市の
ある仕事に
従事しているという。


もう10年以上
仕事をしてきた。


契約外の仕事も
文句一つ言わずに
こなしてきた。


サービス残業だって
やってきた。


10年以上
働いても
正規職員には
なれない。


一年毎の契約のたび
「次は、どうなるか」
「来年も、働けるか」
と、不安でいっぱいだった。


弱味があるから
なんでもやった。


正式に
雇用されているのは
昭島市から
委託された
会社だけれど・・・


10年以上働いても
時給は
上がったこともない。


そして最近
雇い止めとなった。


いとも簡単に
切り捨てられた。


私の十数年は
なんだったのか・・・
発狂したい日もある。


そういう
雇用のあり方を
許しているのが
昭島市だ
と、憤る彼女。


本当は
安定した仕事に
就きたいのだ。


就けるものなら
就きたいのだ。


安心して働き
将来設計を
立てたいと言う。


いつも
「来年どうなるか」と
弱味を握られ・・・


ビクビクしながらも
生活のために
頑張ってきた。


彼女の
怒りの矛先は
「公務員」にも
向いている。


「なぜ、あなたは働きつづけられて・・・私は解雇されるのか」


「なぜ・・・あなたたちは公務員として安定し、私は何年やっても不安定のままなのか」


同じ仕事をしているのに。


同じ人間なのに。


公務労働に
非正規雇用を
広げてきた人たちにこそ
重大な責任がある。


ワーキングプアという
経済的な問題
ばかりではない。


正規と非正規で
同じ職場の中に
格差をつける。


職場の
信頼関係さえも
つくれない。


誰が悪いわけではない。


安定と不安定の違いは
当然な
格差が出るのだ。


そういう
職場をつくりだしているのは
行財政改革だ。


北川市長の
第一の柱「行改」なのだ。


人を
大切にできない
組織に
未来はない。


人を
大事にしない
政治に
未来はない。


ブラック企業は
民間だけではない。


ブラック企業を根絶へ！
希望するみんなに、安定の仕事を！
一人ひとりの能力が花拓く社会を！


参院選の
大きな争点です。