建設労働者の賃金アップへ

総務委員協議会では
下水道工事の
契約締結が
報告されました。

入札を
二回やっても
市の予定価格を
下回る金額を
示した
会社がなくて・・・


第二回目で
一番低い金額の
会社と
協議をして
契約したそう。


「下げて～」と
交渉したということか。。


それにしても
契約金額は
予定価格の99・5％
となっている・・・


なんだかなぁ。。


話し合いで決めたなら
「下げて～」とお願い？したなら
予定価格と同額で
契約するべきなのでは・・・
と思ってしまうのは
ワタシだけだろうか。


・・・と
その議論は
置いておいて。。


昭島市の
予定価格の積算について
いろいろ質問してみた。


いま
全国的に
人件費や資材の高騰で
契約が
不調となる
ケースが
増えている。


副市長も
別の議員さんの質問に
「2千万円から3千万円の工事契約で不調が多いのは、人件費の高騰があるだろう」
と語っていた。


そして
「国交省が、労務単価を15％あげると決めたので、今後は不調が少なくなるだろう」
と答弁していた。


そうなのだ。。


国土交通省は
建設現場で働く
技能労働者の
賃金をあげるために
動きだした。


若い職人が
減り続けていることなどを
危惧して。


その原因は
賃金が安く
最低限の福利厚生が
確保されていないことなどを
あげている。


その結果
構造的な
労働者不足がある。


この傾向を
「一時的なものではない」として
対策を
講じるという。


簡単に言えば
賃金の引き上げだ。


それを
各都道府県に
要請している。


さらに
都道府県には
各市区町村にも
周知徹底を
求めている。


そして
東京都は
国に応じて
労務単価をあげて
予定価格の
積算をするとした。


たとえば
配管工なら・・・


昨年は
労務単価が
1万7千300円のところ
今年度は
1万9千500円と
2千200円のアップ
などなど。


昭島市は
東京都と同じ単価で
予定価格を
計算しているが・・・


今回の工事の
積算は
昨年の旧単価だそう。


新価格であったなら
落札できた
だろうと思う。


そこで
質問してみた。


東京都は
4月1日以降に契約した
工事のうち・・・


旧労務単価で
予定価格を
積算したものについて
新単価での契約に
変更するための協議を
求められる
特例措置をとると
している。


昭島市は
どうするの？と
質問した。


検討中だそう。


この特例措置をとる
自治体が
いくつか
出てきている。


足立区では
契約変更の
協議の際には
しっかりと
労働者に
賃金を引き上げるように
相手先に
誓約書の添付を
求めている。


ピンはねしないように。


大事なことだ。


昭島市は
「検討中」とのことだが
この特例措置を
昭島でも
実施すべきだ。


低賃金に苦しむ
建設労働者に
賃金アップの措置を
できるだけ早く
とるべきだろう。


足立区の例も
参考にしながら
「早急に、前向きに」と
意見を加えて
質問を終えた。


この案件
追って
調査・質問しようと
思います。