全国青年雇用大集会2011

4800人が
明治公園に
集結した。

2003年から
はじまった
全国青年雇用大集会。


今年は
海外の労組が
初めて
参加した。


韓国とアメリカ。


被災したことを
口実に
大企業ソニーが
すすめた
約150人の
大量解雇。


この当事者で
ソニーに
雇用と地域を守る
社会的責任を
果たさせるため
闘っている
若者たちが訴える。


何年も
ソニーのために
働いてきた。


『仕事に誇りをもっていた』
『ソニーで働くことに、誇りをもっていた』
・・・と。


だからこそ
この人たちは
被災後
自らも被災しながら
職場に駆けつけ
復旧作業に
あたっていた。


大好きなソニーが
自分たちを
見捨てるとは
一ミリも
疑わずに・・・。


いま置かれている
理不尽で
無意味な状況に
異議を
唱えている。


この闘いは
『大好きなソニーで働き続けたい』
という
「労働者の誇り」の
闘いだろう。


最後に
彼らは
『僕たちを助けてください！！』
と、訴えた。


最後に
発言に立ったのは
ＳＨＯＰ99の
名ばかり店長裁判で
完全勝利し
残業代を払わせた
清水さん。


『ぼくは、裁判に勝利しました』
の、言葉から
始まった
彼の発言。


そして
『自分のことは話したくなかった』
『フリーターの話はしたくなかった』
と言った。


その清水さんが
裁判で
語ったことは
『仕事をしたい』
ということだったそうだ。


そして
彼は最後に
再び
『仕事がしたい』
と言った。


「労働者の誇り」が
完全勝利を
勝ち取ったのだろう。


私の隣には・・・
10年間の
不払い賃金を
払わせた
若者が
座っている。


おかしいことを
おかしいと言ったばかりに
不当な
嫌がらせを
受けている。


その行動を
『私、負けず嫌いなんです・・・』
と、言ったが
彼女も、やはり
「誇り」を
もっている。


職場では
孤独で
ふるえながらも
「誇り」を
もっている。


『あなたは一人じゃない』
『あなたは未来へつながる闘いをしている』
そのことを
伝えたくて
一緒に参加した。


政党から
ゆいいつ参加した
日本共産党の
志位和夫委員長は・・・
『99％の人々で連帯し、未来を拓こう』
と、連帯の訴え。


私も
みんなも
99％。


一握りの
1％には
なりたくても
なれない。


手をつなぐ・・・
これしかない。