卒業アルバム代の補助を＜一般質問＞

6月市議会の
一般質問では
「卒業アルバム代の補助」について
取り上げました。

日本共産党市議団では
以前から
提起してきた
問題です。


三つ前の
ブログ記事
「ランドセル、制服購入補助を」でも
お伝えしたとおり・・・


「無償が原則」の
義務教育でありながら
保護者の
教育費負担は
相当なものとなっていることが
今回の一般質問で
明らかとなりました。


卒業アルバム代も
かなりの
金額となります。


学校ごとに作成するので
アルバムのページ数や
在籍児童数などにより
金額は
各学校で
変わってきますが・・・


昨年度
昭島市内の学校で
作成した
卒業アルバム代は
8千5百円～2万円という
金額でした。


当然
保護者の皆さんが
購入するのです。


中には
アルバム代が
高すぎて
購入しない
家庭もあるのが
実態です。


学校生活を
ともにしてきた
仲間との
想い出がつまっている
卒業アルバム。


それを
手にできずに
巣立っていく
児童・生徒の気持ちを
考えると
胸が締め付けられます。


アルバムは
一生の宝物になるでしょう。


どのような
家庭であろうと
ここに
格差があっては
なりません。


そこで
質問・提案しました。


『アルバム代の購入補助を、せめて就学援助の品目に加えるべき』と。


返ってきた
答弁は
機械的なものでした。


『就学援助は、学習指導要領に密接にかかわるものを品目としているので、加える考えはない』


あまりにも
冷たい答弁に
怒りが
こみあげます。


そこで
再び登壇して
再質問しました。


『アルバム代を持たずに卒業していく児童・生徒はどんな思いでしょうか。そこに格差があってはならないと私は考えますが、市教委の見解を答えてください。』


この
質問にたいして
直接的な答弁は
ありません・・・


学校教育部長は
『金額を抑えるよう、各学校にお願いする』
というような
答弁にとどまりました。


となりの
立川市などでは
就学援助の項目に
アルバム代についても
加えられています。


実施している
自治体も
あるのです。


この問題は
引き続き
取り組んでいきたいと
思います。