委員外議員で、厚生委員会へ。

今日も
昨日につづき
市議会常任委員会。

厚生委員会に
委員外議員（※）として
参加しました。


※22名の市議会議員は、四つの常任委員会に分かれて、一議員につき一つの常任委員会を担当しています。私は文教委員。厚生委員ではありませんが、「委員外議員」として傍聴（質問することもできます）しました。


今日は
市側からの提案
「学童クラブの育成料の改定」
と・・・


市民からの陳情
「子ども・子育て新システムについて、国に保育環境の拡充を求める」
という
二つの議題が
話し合われました。


厚生委員会には
日本共産党から
熊崎真知子議員が
出ています。


学童クラブ
育成料の改定とは
ようするに
1000円の引き上げです。


「受益者負担の適正化」を
かかげての
今回の値上げ。


今後さらに
「適正化」で
引き上げていく
市側の考え方も
明らかにされました。


「受益者負担」とは
うまい言葉です。


サービスを
受ける者が
負担せよ。


一見
もっともらしく
聞こえます。


ここで
『すべて無料にすべき！』
とは
言いませんが・・・


「受益者負担の適正化」を
声高に言って
今後も
どんどん
『負担は当然』と
保護者に
負担を迫るのは
違うと思います。


自治体には・・・
子どもの
保育に関わることや教育
市民の健康
安心・安全など
社会で支えることが
大切な仕事ばかりです。


市税など
税金は
それぞれが
払っています。


「子どもの育ち」は
どの子も
健やかに
育っていけるよう
社会として
支えるべきものだと
私は思います。


また・・・
質疑の中では
学童クラブの運営を
すべてのクラブにおいて
民間に委託していきたい
という
市側の考えも
明らかになりました。


その理由は
『財政がひっ迫しているので・・・』と
人件費などを
下げていきたい
というもの。


『財政がひっ迫』・・・
『財政が厳しい』・・・


どこへ行っても
市側から
聞かれます。


そうであるなら
なぜ
拝島駅南口に
2000台を超える
地下駐輪場など
つくるのでしょう。


拝島駅南口の駐輪場は
いまも
十分に足りているのに
13億円もの
お金をつぎこんで・・・。


今日の委員会でも
この間の
議会でも
保護者負担増や
民間委託などで
「財政効果」という
言葉が
市側からも
各議員からも
くり返し出されます。


子どもたちのための
お金は削り
地下駐輪場には
お金をつぎ込む。


これは
到底
認められるものでは
ありません。


が・・・
熊崎真智子議員以外の
全員（※）が
賛成をし
可決されました。


※
大嶽貴恵委員長（みらいネットワーク・生活者ネット）
杉本英二副委員長(自由民主党)
渡辺純也議員(公明党)
篠原有加議員(みらいネットワーク・生活者ネット)
大島博議員(公明党)