子どもの少ない仮設住宅

19日に
石巻の
仮設住宅で行った
昭島支援隊の
炊き出し風景。
（写真）
・・・
石巻支援レポート⑥

朝9時に
仮設住宅に到着し
まずは
お湯をわかすため
ガス、釜などの
設置から
入りました。


事前に
現地のスタッフが
仮設住宅の
責任者と
打ち合わせしてくれ・・・


仮設の
集会所を
確保してくれています。


集会所内は
全国から
集まっている
支援物資（野菜や米の食材セット、冬物衣類、トイレットペーパーなど）の
無料バザー会場です。


バザーは
神奈川県の
川崎市から
来ている
ボランティアと
現地の党員・後援会員が
担当しました。


集会所の
台所を借りて
わがメンバーの
20代女性二人に
昨日から
戻しておいた椎茸を
切ってもらいます。


若い男性陣は
テントを組み立て
机・パイプ椅子の設置。


炊き出しの
作業台として
コンパネテーブルも
組み立てます。


そうしているうちに
お湯も
湧いてきました。


けんちん汁に
ついた餅を
入れて・・・
お雑煮風にします。


もち米を
ふかす担当は
ベテラン男性陣。


けんちん汁は
熊崎議員と
東京土建の
主婦の会です。


私は
全体を見ながら？
フラフラと
していました。
(^_^;)


そして
偉そうに
学生さんや
若手のボランティアに
『あれやって』
『これやって』
と、指示。


たまに
もち米の
ふかし具合を
チェック・・・
という口実で
パクパクパクパク。


餅米が
ふかしあがると
男性陣の
出番です。


はじめは
やはり
ベテラン勢が
見せます。


みなさん
慣れてます。
カッコいい。


若手は
『腰が入ってないぞ！』
と、言われながら
ついていきます。


あっという間に
つきあがりました。


けんちん汁の
出来上がりを
待つ間に
子どもたちに
つきたての
お餅を
分けたりして・・・


何回
ついたのでしょうか。


10時30分からは
バザーも
始まりました。


バザーで
物資を
受け取った
人たちに
11時から
振る舞った
お雑煮風けんちん汁。


お鍋を持って
『2人分ください』
『4人分ください』
と並びます。


150世帯の
仮設住宅で
200食が
ちょうどよく
まわりました。


住民のみなさんは
以前、来た時より
元気だった
印象です。


表情が
穏やかで
ユーモアも
あります。


ただ
子どもたちの姿は
とても少ない
仮設でした。


学校が
遠い地域に
建てられているのです。


街から
離れた場所に
あるのです。


『孫は、二人とも津波で失った』と
涙を流す
高齢の女性。


一人暮らしの方も
かなり多い
地域でした。


「生活者」
という視点での
支援や
復興計画を
すすめなければ
なりません。