昭島版、事業仕分け

朝から
冷たい雨が
一日中
降っている・・・

今日は
朝から
昭島市役所で
「事務事業外部評価」
という会議が
行われました。


私も
傍聴に
行ってみた。


印象としては
昭島版
「事業仕分け」。


今日の
評価対象は
5事業。


●がん検診
●シルバーピア（高齢者向け住宅）
●ごみ減量化・資源化
●青少年等交流センター管理運営
●交通機関対策等（Ａバスなど）


事業の
見直しや
赤字解消を
前提に
話が進む。


すでに
市役所内部で
それぞれの
事業に
5段階評価を
つけている。


その資料をもとに
外部委員という
人たちが
いろいろと
意見を言うのだ。


ということは・・・
この会議で
評価をもらう
対象事業は
昭島市が
選定している。


その選定基準も
いまいち
わからない。


効率＝コスト面での
評価欄もある。


行政の仕事は
効率や
コストで
測れないものが
たくさんある。


この「効率」面で
出された評価を
昭島市は
どう踏襲するのだろう。


「見直し」とは
いい方への
見直しではないことが
ほとんどだ。


見直したいものを
抜き出して
ダメ出しを求める
会議のような
印象さえある。


もちろん
参考になる
意見だってある。


さまざまな
立場の人が
いろいろな
モノの見方で
意見を出すのは
いいことだ。


でも・・・
昭島市が
どういう風に
受けとめ
市の方針に
反映させるつもりなのか
その姿勢が
大事だろう。


とても
疑問であり
不安でもある。


今日の評価は
あくまでも
補完的な
参考程度に
とどめるしかないと
思うが・・・


昭島市の
中枢部は
ここの評価を
振りかざして
さらなる
行財政改革を
強行しようと
言うのだろうか。


さらなる
人減らしを
すすめ・・・
民営化を広げ・・・


行政の支援を
必要とする
人たちに・・・
「生きる公平」
よりも
「負担の公平」を
押しつけるの
だろうか。


とても
不安な気持ちになる。


だって
この会議には
「自治体」の役割を
唱える人は
ほとんどいなかった。


各分野ごとの
専門家もいない。


公募市民も
一人だけ。


自治体が
自治体で
なくなっていく
そんな過程を
見ているようだった。


次回は
来週の土曜日。


11月26日。
朝10時～夕方4時まで。


評価対象事業は・・・
●就学援助
●総合スポーツセンター管理運営
●広報活動
●庁舎等維持管理
●安全・安心まちづくり推進事業


。。。。。。。。。。


写真は
イタリアの
ポポロ広場近くの
オステリアにて。


イタリアも
この時期から
雨が多くなる。


温かい
カプチーノが
恋しくなった。