東京で、できること

昨日は
ビュンビュンと
風が吹き荒れ・・・
今日も
寒い寒い
一日です。

東北の寒波は
やめて。。
東京は
どんなに
寒くてもいいから。。


・・・と
ありえない
願望を
頭の隅に
過ごしています。


テレビで
雪が降り積もる
瓦礫が
映し出され・・・
胸が
締めつけられる
思いです。


昨夜
宮城県塩釜市の
被災地から
東京へ
戻ってきた
看護師のＹさんから
話を聞きました。


「医療支援チーム」の
一人として
12日の夜から
現地入りした方です。


・・・・・・・・・・・

テレビでは
「津波の爪痕」
と、表現されている
被災地。

実際には
水がいまだ
ひかない状態
だそう。

田舎と言っても
住宅が
都内のごとく
隙間なく建てられ
『今後、仮設住宅はいったいどこに？』
と、住民たちは
不安だという。

さらに
テレビで映される
避難所は
昼間の様子で
夜になると
昼の倍の住民が
避難所に集まる。

外で遊んでいた子どもたち
日向ぼっこをしていたお年寄り
救援活動に出ている大人たち
・・・

夜の避難所は
自家発電のため
とても暗く・・・
たくさんの人で
埋め尽くされ
避難所の奥で
休んでいる人は
トイレに行くのも
一苦労なのだとか。

水がなく
手洗い
うがいも
ままならない。

津波にのまれた
体も洗えず
当時の
衣服のまま。

衛生状態は
本当に
深刻だという。

医療を
必要とする人は
外傷患者よりも
発熱や
合併症を
起こしている方。

ショックで
母乳が
とまってしまった
お母さんもいる。

水がないので
透析患者の
対応もできず
命の危険に
さらされている方も
たくさんいる。

阪神淡路大震災のときは
まっさきに
救援に入った
自衛隊。

東北では
原発問題の
対応に入り
避難所では
ボランティアの
援助に頼るのみ。

住民の方々は
原発による
避難範囲が
過小評価と
なっていることを
知っているそう。

住民の皆さんの
政府への信頼の無さ
を感じ
とても苦しかった
という。

・・・・・・・・・・

その看護師Ｙさんは・・・
『私たちの医療支援は、たくさん感謝されました。でも、現地に緊急に必要なのは〝物資〟です。ガソリン、ライフライン、食物です。』
と、言いました。


そして私に・・・
『東京では、、行政を動かすことができる。被災地からは遠くとも、できることはたくさんある。一緒にがんばりましょう』
と、力強い言葉を
かけてくれました。


さっそく
自治体への
申し入れ等を
検討しています。


Ｙさんも・・・
無事で
よかった。