中小企業は、社会の主役

私の活動する地域には
工業団地があります。

中小・零細企業が
集中している地域。
今日、その中の
ある工場へ行ってきました。


上の写真は
そこで
つくられていたもの。


自動車の
どこかの部品だそう。
（・・・わかります？？）


工場主の方が
私の姿を見つけ
手をとめてくれました。


中小企業の
厳しい状況を
話してくれます。
話しても、話しても
止まらない。


それだけでも
どれだけ深刻かということが
伝わってくる。


仕事は極端に減り
近くの工場は
仕事がなくて
どこも稼動してないそう。


仕事があっても単価は
これまでの３分の1・・・


『みんな、廃業するとき
どれだけお金をかけず
やめられるか。
そればかり考えている』
と言います。


『政府は、日本を切り捨てるような
ことばかりしやがって・・・』
と、怒りを込めました。


。。。。。


政治が果たすべき
役割の大きな柱の一つに
「中小企業の支援」
があると思う。


中小企業は
日本の企業数の
99％にもなる。


雇用で言えば
7割を占める。


日本社会で
企業の
雇用の
主役となっているのが
中小企業だ。


昨年、閣議決定した
〝中小企業憲章〟は
「政府が中核となり、国の総力をあげて」
中小企業施策をすすめる
…と宣言している。


国会では
来年度予算について
議論が交わされている。


来年、2011年度の
日本の中小企業予算は
前年とほとんど変わらない。
1969億円。


一方で
在日米軍関係費は
3189億円。


中小企業予算の
1.62倍だ。


中小企業が
下請け単価の切り下げに
苦しむ中…
2011年度の予算案で
下請け取引の適正化に関する
費用は
わすが7億円。
(前年度比1億円減！)


日本社会の主役をになっている
中小企業。 


それにふさわしいだけの予算を
政府は大幅に増やすべきだと思う。