働き、生きる人の春を！

今日の東京は・・・
朝から、ずっと
雪でした。
とても寒い一日でしたが
雪を見ると
落ち着きます。

子どもの頃から
雪遊びが大好きでした。


冬休みには
両親の故郷
岩手のおばあちゃん宅で
毎日、雪にまみれていました。


高校を卒業してからは
スノーボードにはまり
新潟のスキー場で
ワンシーズンを
過ごしたこともありました。


寒い寒い冬が
あたたかい春を
用意してくれるのでしょう。


今年の春は
みんなが
あたたかさを
迎えられる春に
したいものです。


今年の春
卒業予定の
大学生の就職内定率は
68．8％で
過去最低の数値と
なりました。
(1月18日、厚生労働省と文部科学省まとめ)


高校生の内定率も
70．6％と
厳しい状況が
つづいています。


私のまわりにも
何十社も受けたけれど
すべてダメだった・・・
という学生の声が
絶えません。


新卒求人数が
減り続けているのです。


それでも
就職が決まらない若者は
『自分は
社会から必要とされていない』
と、自らを責める人も
少なくありません。


新卒求人減少の原因は
正社員を減らし
契約社員や
期間社員など
不安定雇用を増やしてきた
大企業の経営戦略が
あることは明らかです。


学生や若い皆さんが
社会人として踏み出す一歩が
失業者・・・
そんな社会でいいはずはない。
そんな社会では
夢も希望も持てるはずはない。


新卒採用を減らしてきた
大企業が
わずか一年で
増やした内部留保は
11兆円となります。


その3．4％を
使うだけで
新卒者15万7千人を
雇うことができる。
（・・・昨年の国会で、笠井亮衆議院議員が指摘しました）


政府は、経済界に
新卒者の採用数確保を
つよく働きかけるべきです。


就職活動の
現場からの声にこたえ
いますぐ対策を強化すべきです。


そして
地方政治の場でも
できることはあります。


私が・・・
2003年に
市議会議員となってから
一貫して取り組んできたのが
「若者の雇用対策」です。


2003年12月市議会で・・・
『市が窓口となって市内企業の合同就職面接会の実施を』
『ハローワークと連携した雇用相談窓口の設置を』
と、求めました。


当時、昭島市は
『雇用問題は政府の責任』
と言って
消極的でしたが・・・


若いみなさんと一緒に
市長へ直接要請するなど
深刻な実態を
突きつけてきました。


2007年には
市内周辺企業に
参加してもらい
昭島市独自の
「就職面接会・相談会」が
はじまり・・・
すでに7回の
「就職フェア」が
開催されました。


この就職フェアで
これまで
92名が就職しています。


「雇用・労働相談窓口」も
新たに設置され・・・
「ハローワーク機能をもつ窓口」
の設置検討も
はじまっています。


雇用や労働の問題は
一人ひとりの
くらしの根幹となるもの。


人間としての
尊厳にもかかわる
問題でもあります。


一人ひとりが
人間らしく働ける社会。
一人ひとりの
能力を生かして働ける社会。
その人らしく
生きられる社会。


希望という
あたたかい光の中で
生きられる社会。
その実現のために
多くの人と
力をあわせていきます。


働き、生きる人の
本当の春を！
切り拓いていきましょう。