山男の歌♪

ピアノレッスンの話・・・
童謡「アルプスいちまんじゃく」を
指の運動で
ゆか先生と
連弾しました。

レッスン帳に
今日の練習項目を
記入していると・・・


『ゆか先生、アルプスいちまんじゃくの〝じゃく〟って、漢字でどう書くの？？』
と、ワタシ。


携帯で
調べる
ゆか先生。


『尺です』と
ゆか先生。


つづけて・・・
『歌詞ではよく「子ヤギの上」と間違われますが、「小槍の上」だそうです。小槍とは、槍ヶ岳の山頂付近にある岩で、そこがちょうど一万尺の標高（3，030ｍ）だそうです』


ん・・・(?_?)
あやこ『じゃあ、この曲は超！フル装備の登山家の歌じゃないですか・・・！』


2人で
さらに
歌詞を調べる。


なんと
29番まである。


歌詞の中には
「ザイル」
「剣」
「ハンマー」
「槍」
「穂高」
「西穂」
「奥穂」
「焼が岳」
「高瀬と梓」
「大正池」
・・・


アルプスいちまんじゃくの
「アルプス」とは
日本アルプス
北アルプス
だと知った今日。


「アルプスの少女ハイジ」の
アルプスとばかり
思っていた。


やっぱり
「子ヤギ」を
想像していた。


作者は
不明だそう。


しかし
ある大学の
山岳部の学生
とする説が
有力だとか。


とにかく
山男の歌に
間違いない。


ハイジどころか
髭の生えた（私の妄想）
山男の歌だった。


歌詞に出てくる
「大正池」は
たしか
焼岳の噴火で
出来た池のはず。


大正以降
昭和の時代に
つくられた
歌詞なのだろう。


ちなみに
小槍は
ロッククライミングの
技術がなければ
登れないそうだ。


そして
小槍の頂上で
踊りを踊るのは
極めて困難
だという。


フル装備の
山男が
たどり着けば
踊り出したくなるほどの
難所なのだろう・・・
小槍。


多くの人が
「子ヤギの上」と
勘違いして・・・


『さあ！踊りましょう！！ランラララララララ♪・・・』と
日本国中の
保育園児、幼稚園児
子どもたちが
口ずさんでいる
この童謡。


発見のある
ピアノレッスンです。