無謀な再稼働決断は、暴走です

政府は
関西電力大飯原発３，４号機の
再稼働を
正式に発表しました。
・・・暴走です。

今年の
5月5日に
北海道の泊原発が
停止して
日本国内すべての
原子力発電所の
稼動がゼロと
なっています。


福島原発事故は
あちこちに
放射性物質を
まき散らして
多くの人々の
故郷を
奪いました。


「安全神話」の中で
安全だと
思い込まされていたことが
まったくそんなことは
なかった。。。
「やらせメール」問題など
ウソの塗り固めにより
原発稼動は
つづけらててきた・・・


そのことを
多くの国民が知り
「原発ゼロへ」の
世論が
広がっています。


そのもとで
野田首相は
関西連合の声明を
口実にして
「首相の責任で最終的な判断を行う」とし
福井県知事の了承をもって
「地元の理解が得られた」
と堂々と
述べています。


「安全対策に万全を期す」
「（再稼働の）安全基準によって安全性はしっかり担保、確保する」
と、言います。


首相は
再稼働が
必要な根拠として
「夏場の電力確保だけでなく、エネルギー安全保障、電力料金値上げによって負担が増えてしまわないように抑制をするとか、日本経済、社会全体の発展のために必要である」
と語ります。


まったく
理解できる
理由では
ありません。


国民の
子どもたちの
命と健康が
あってこその
社会の発展なのに。


政府による
再稼働の判断は
一つとして
道理もなければ
科学的知見もない
無謀極まるものだと
私は思う。


絶対に
反対！です。


再稼働の是非は・・・
科学的安全性が
唯一、絶対の
基準として
置かなければ
なりません。


その点で考えると
①福島原発事故の原因究明がなされていない
②政府が、とりあえずの30項目とした「安全対策」さえもやられていない
③東日本大震災をうけて、地震と津波の学問的利権の根底からの見直しが求められているが、この議論は始まったばかり
④いざ原発事故が起こったとき、放射能がどうばら撒かれれるのかが予測されていなく、避難計画はどうするのかも決まっていない
⑤原子力に対するまともな規制機関がない


↑↑↑
このような状態で
再稼働というのは
誰がどう考えても
「無謀」としか
言えないのでは
ないでしょうか。


どう考えても
ゆるされるものでは
ありません。


いま
政府がするべきは
「原発ゼロの日本」へと
政治決断することこそ
必要だと思う。