過去と未来をつなげて

建物や機能は
近代的、都会的でありながら
歴史の継承も
位置付けられている
図書館です。

岡崎市の
市立図書交流プラザ。
通称「りぶら」。


城下町だった
この地域。


歴史の継承を
中途半端では
終わらせない。


岡崎城を囲む
お堀のあった場所の
上に
建っている。


お堀が
通っていたとおりに
廊下がのびる。


ここは
「お堀どおり」
という名前。


岡崎城をのぞむ
窓に向かって
のびた廊下。


ここは
「お城通り」。


こだわっている。


岡崎市では
図書館そのものの
歴史も古く・・・


最初の
図書館の建設は
明治時代という。
すごい(>_<)


りぶらの
印象は・・・
『この街の図書館』
という感じ。


おそらく
行政はもちろん
「市民の力」が
大きいのだろうと
思う。


視察団への
紹介DVDでも
冒頭から
「市民とともに」の
言葉で
始まった。


計画の段階から
市民が
さまざまな形で
関わっている。


設計や配置
運営に
いたるまで。


「図書缶」という
10代向けの
パンフレットは
10代の若者が
制作している。


そこで
出された
10代の意見は
図書館運営に
反映される。


・・・というように
市民の意見を
取り入れる
さまざまな
仕組みがあるようだ。


市民の声
というのは
いろいろ
あるでしょう。


それを
取りまとめる
行政の
ご苦労も
相当な
ものでしょう。


でも…
根底に
「市民とともに」が
あるからこそ
地域の特性を
しっかりと
生かした施設に
なっているのだろう。


そして
歴史の継承に
半端なく
こだわる施設に。


利用者も多い。


年間150万人の
利用があるそう。
(図書館だけのではなく、社会教育の複合施設ですが)


昭島市でも
市民とともに・・・
昭島らしい・・・
社会教育複合施設を
つくりあげたいものです。