４本の「戦争反対」陳情―不採択

８月２０日の総務委員会・・・
市民から市議会に
提出されていた
「集団的自衛権行使容認に反対する意見書提出を求める陳情」が
自民党、公明党によって
不採択となった。

「戦争する国づくりに反対して」
という市民の願いが
自民、公明に
背を向けられたのだ。


過去の戦争で
多大な犠牲を受けた
ヒロシマ・ナガサキでは
被爆者らが
集団的自衛権行使容認は
「絶対反対」と
安倍首相に
直接迫った。


そして今
日に日に
反対の声は
どの世論調査でも
高まっている。


昭島駅でも
たくさんの方が
反対署名に
応じていく。


この事実を
昭島市議会として
重く受け止めるべきだと
私は主張した。


が・・・
自民、公明の
多数により不採択。


自民党は
「抑止力が必要」と
安倍政権と同じ論を
くりかえす。


公明党は
「戦場に行くわけではない」と
苦しい論を
展開する。


この三本の陳情・・・
①９条の会・あきしま
②東京土建多摩西部支部
③美堀町在住の市民
から提出された陳情は
６月市議会から
「継続審査」となっていた。


その直後の７月１日・・・
安倍政権は
閣議決定で
憲法の解釈を
変えるという
暴挙に踏みきった。


そして
三本の陳情を不採択にした
先日8/20総務委員会の直前・・・
安倍政権の閣議決定に
怒った
緑町在住の市民が
「国に反対の声を」と
昭島市議会に
陳情を提出した。


この陳情は
９月市議会に向けて
提出されている
ということになる。


そのため
会期中である
昨日9/11総務委員会での
審査となった。


が・・・
８月につづき
自民、公明により
あえなく不採択。


一昨日の本会議では
この四本めの陳情
(緑町の市民が提出)
審査することについて
自民党議員から
発言があった。


私の耳には
「なんで、不採択にしたのに、また審査すんだよ！」
「議長と議会運営委員会は、なにしてくれてんだよ！」
と聞こえてきた。


この自民党議員は
すでに不採択とした
三本の陳情と
「同一趣旨」などと
勝手な解釈をしている。


さらには
他の三本の陳情と
「同一会期に出されている」
などと言った。


間違いだらけ。。


そして
「総務委員会で話し合おうね」と
決めた
議員の仲間(議長や議運メンバー)に
文句をつけたのか。


そんなに
「市民の声」に寄り添い
話し合うことが
嫌なのでしょうか。。