市民を疑う訓練

10月終わりの金曜日
お昼休みに
ゾッとする出来事が。

私が
昭島市役所内を
歩いていると・・・
なにやら
部長、課長、職員の
みなさんが
一階ロビーに
集まってきた。


なに？？


どうやら
訓練が
はじまるらしい。


昭島警察に
お願いをして
初めての訓練とか。


テレビカメラや
報道陣も
ワラワラといる。


私も
一部始終を見ていたら・・・


ギョ、ギョ、ギョ！(＠_＠;)


税金の滞納がつづき
銀行預金を
差し押さえられた
市民に扮する
警察官が
納税課のカウンターへ。


市民：銀行から金おろせないんだけど、どういうこと？
職員：税金を滞納されてませんか？
市民：預金おろせないと、生活できないんだけど・・・


と・・・
こんなやり取りが
つづいている。


そのうち
市民に扮する
警察官は
包丁を
チラつかせはじめた(@_@)


職員が
サスマタや椅子などで
防衛しながら
「包丁を置いてください」
「110番だ！」
と説得していると・・・


パトカーがやってきて
包丁を持った市民は
取り押さえられた。


という流れ。


つまり
税金滞納で
銀行預金を差し押さえられ
気がふれた市民を
想定しての
訓練だったのだ。


その横では
通常の手続きをしに
来庁した
市民がいる横で。


銀行強盗の訓練とは
わけが違う。


聞けば
市長の発案だとか。


市長自ら
「昭島市の税金は重いんです」と
言っているようなものだ。


中野区でも
同じ訓練が
八月に
行われたとか。


信じがたい。


市民の生活を
応援するべき市長が
重税による差し押さえで
気がふれた市民を
想定するなんて。


新聞報道によれば
納税課の窓口等で
大声を出したりする
市民の方が
「月に1～2回ほどある」と
昭島市の職員が
答えているそうだ。


市民の
命と暮らしを守ること
市民に安心を与えること
が、自治体の
仕事のはずなのに・・・


およそ
自治体のやるべき
訓練ではない。


市民を疑うような
こんな訓練は
二度とやるべきではない。


今日の
一般質問では
日本共産党の
荒井啓行議員が
「徴収行政の在り方」として
こうした市の訓練についても
指摘をした。