保留とは・・・審議未了、廃案。

今日から
市議会の委員会が
はじまりました。
総務委員会に
文教委員会・・・

総務委員会では
6月市議会で
継続審査となっていた
陳情審査が
行われた。


「新日本婦人の会昭島支部」
という団体が
提出した陳情。


「東京電力の電気料金値上げに、議会として反対してほしい」
という
内容のもの。


が・・・
結果は「保留」。


「保留」というと
まだ
審査がつづくような
印象を受けるが・・・


議会の
審査における
「保留」というのは
「結論を出さずに、もう話し合わない」
ということになる。


「審議未了・廃案」ってこと。


わが日本共産党の
荒井啓行議員は
6月に引きつづき
「採択すべき」と
主張したが・・・。


昭島市議会では
「保留」という結論が
やたらと多い。


たしかに
この結論の出し方というのは
どこの議会でも
存在はする。


しかし
滅多に
使われることはない。


昭島市議会でも
市長から
提出された
議案に対して
「保留」という結論は
まず出ない。


のに・・・
市民からの
「請願・陳情」に
関しては
「保留」という
結論が
多くなる。


選挙で選ばれた
私たち議員は
市民からの意見に
真摯に向き合い
事実に基づいて
自分の態度、主張を
しっかりと
表明すべきだと
私は思う。


これでいいのか！昭島市議会！！
と・・・
市民からの
お叱りの声が
聞こえてくる。


ちなみに
「保留」という
結論が出た
議題は
本会議での
報告もされない。


本会議での
委員会付託は
されているのに
結論の
報告はされない。


本会議で
「この陳情は、〇〇委員会で話し合ってね」
となっていた
記録は
あるが・・・
「話し合ったんだけど、〇〇（保留＝審議未了、廃案）て結論になったんだ」
という
報告は
されない。


本会議記録だけを
見れば・・・
市民の出した陳情が
「え？？どこ行っちゃったのかしら？？」
となる。


入りがあるのに
出がない・・・
みたいなことに
なっている。


市民の意見が・・・。


市議会は
市民のもの。


早急に
改善していかなければ
ならないことだ。