大門さんの質問

昼間に
一時帰宅し
テレビをつけてみたが
高校野球の中継は
やっていなかった。

全国的に
雨のようだから
第三日目の試合は
延期したのかな。。


その代わり
(と言ってはなんだが・・・苦笑)
NHKでは
国会中継を
放送していた。


新聞を見ると
日本共産党の
大門実紀史参議院議員が
参議院予算委員会で
16時頃からの質問
となっている。


それまでに
諸用を済ませ
質疑を
見守った。


質問予定時間は
なんだか
押していて・・・


16時になっても
大門さんは
出てこない。


大門議員の前の
みんなの党の
議員が
『消費増税の前にやることがある！』
と、息巻いている。


そのあとの
大門議員の
たんたんとした質疑。


大門さんも
負けずに
『消費税増税は、復興に逆行する』
として
『法人税の引き下げばかりに固執せず、消費増税の前にやることがある！』
と提起した。


アメリカで
行われている
手法を
紹介しながら。


アメリカでは
31．5％以下を
タックスヘイブン（租税回避地）と
規定して
対策を
講じていることを
紹介した。


大門議員は
日本での
ペーパーカンパニーの
増大に触れながら
大企業が
タックスヘイブンを使い
課税逃れをしていることを
指摘をした。


民主党政権が
規制緩和を
してきたこともあげた。


このタックスヘイブンとみなす
国や地域の
基準について
法人税の実行税率
25％から20％以下に
したのだ。


大門議員は
『消費増税に固執しているようだが、焦ることはない。こういうことこそ、アメリカのやり方を参考にすべきで、国内でやるべきこともやられていない』と指摘。


これには
他の議員からの
笑い声も聞こえた。


野田首相も
さすがに
『参考になった。今後、議論したい』と
答えていた。


久しぶりに
リアルタイムで
国会質問を見た。


人の質問を
見ていると
冷静に
いろんなことを
考えられ
とても参考になる。