安堵。そして、これから・・・

原発の被災から
昭島の親族を
頼って避難してきた
家族・・・
無事、昭島の避難所へ
入りました。

夕方・・・
わが日本共産党
市議団長の
荒井議員と
家族に
会いに行った。


会えたのは
世帯主の
男性だけだったが・・・


昨日よりも
表情が
やわらかくなっていた。


私たちの
姿を確認し
『本当に、ほっとした』
と、第一声。


彼の表情からも
安堵感が
よくわかった。


そして
『でも、第一歩ですね・・・』
と言う。


原発による避難。
これは
どれだけの長期の
避難生活となるか
検討がつかない。


数年単位の避難
もしくは
こちらでの居住も
考えなければ
ならない。


避難所ではなく
住居の確保を
しなくてはならない。


『ひとまず
良かった・・・。
当面の生活が
安定するまで
最後まで
支援しますからね』
と、私たち。


一緒に
避難所の
自動販売機で買った
緑茶をすすり
おはぎを
食べながら・・・
避難当初の
話を聞いた。


『私たちは、原発が当たり前で、生活してきました。まさか、こんな事態になるとは誰も思っていなかった。総理大臣命で10キロ圏内の避難指示。とりあえずの避難だろう、と大した荷物も持たずに避難所に行ったのが12日。避難所に行ったときには、すでに家に戻ることは許されなかった。それから、さらに20キロ圏内の避難指示。着の身着のまま、昭島の親戚を頼ってここまで来ました・・・』
と、避難当時のことを
語ってくれました。


映画
「チャイナ・シンドローム」
（原発の原子炉の炉が溶ける危機を描く映画）
の、主演俳優
ジャック・レモンは
かつて・・・


原発について
『毒蛇コブラの、ぎっしりつまった押入れ』
に、たとえたという。


いま
毒蛇に
かまれることを
覚悟で
自衛隊や
警察官が
毒蛇の対応に
あたっている。


命がけの
危険な仕事。


こんな危険な
仕事をさせることが
あってはならない。


家族の
世帯主の男性は
日本共産党の
党員や
私たちに
『他人なのに
こんなに
一生懸命に
やってくれる人が
いるなんて・・・』
と、言ってくれました。


人間の
連帯の力で
この事態を
のりこえていくしかない。