意識の変化

2日間の
世界会議では
「原発のこと」を
初めて
考えるようになった
という人、団体が
たくさん参加していた。

日本全国
そして世界から
多くの方々が
企画をもって
集まっている。


トークライブや
セッション
シンポジウム
などなど。


どれも
人と話して
つながって
新しい行動を
つくり出そうという
コンセプトが
位置付けられている。


タイムスケジュールと
検討して・・・
最初に
向かったのは
「福島第一原発から30㎞～福島県いわき市で考える未来エネルギー」。


岩手や
宮城に比べ
福島の
被災状況というのは
なかなか
新聞やテレビで
報じられない。


私も
被災地へ
向かったのは
岩手と宮城。


福島には
原発だけでなく
震災や津波の
被害も
もちろんある。


映像と
証言によって
報告された。


そして
福島の人たちの
意識の変化をも
語っていた。


障害者福祉などを
基本的な活動とし
これまでは
原発の問題に
触れてこなかったという
市民団体の代表が
この会議にきて
報告をしている。


『自分たちのこれまでの活動が、震災後、震災の復興・原発をなくす意識へと嫌でもつながった』
と、話す。


震災以前から
山の中に
自分たちの手で
自然エネルギーなど
暮らしの環境を
広げていくような
活動をしてきた団体は・・・


いまこそ出番と
地域での
地産地消の
自然エネルギー普及に
尽力している。


震災を機に
ひとり一人の
意識が
どんどん
変わっていることを
リアルに感じる
企画だった。


いろんな意見があり・・・
いろんな到達があり・・・
それを
交流する会議。


運動を
すすめていく上で
とても
大事なことだ。


すべてが
現状を
とらえることから
始まる。


ここは・・・
それにとどまらず
色んな意味で
とても勉強になり
ハッとさせられる
企画であった。