東京21区 公開討論会

いよいよ
総選挙の公示も
目前です。


昨夜は
衆議院東京21区（昭島、立川、日野）の
公開討論会でした。

東京21区では
今日現在
4人が
立候補を
予定しています。


日本共産党の
吉岡正史候補をはじめ・・・
民主党の現職
自民党の新人
日本維新の会の新人


公開討論会に
参加したのは
日本共産党、民主党、自民党の
3候補でした。


予想は
していましたが・・・
民主党と自民党の違いは
ほとんど
なかったように
思えます。


日本共産党の吉岡候補が
民主・自民の
2候補にたいして
まとめて
議論を展開する
といった
討論会でした。


ツイッター上では
民主党の現職を
「自民党の若手でもおかしくない立ち位置」
などと
書かれていました。


自民党の新人さんは
どの設問でも
議論が
まったく
噛み合っていないと
感じたのは
私だけでしょうか。


しまいには
吉岡候補の発言時間中に
吉岡さんの荷物を掲げ
「これは私のもの」と
言いだす
自民党新人さん・・・


制限のある
他人の発言時間中に
人の持ち物を
勝手に
手に取るという
ルール違反です。


ルールを守らず・・・
人の発言を遮る・・・


非常識きわまりない
この行動だけでも
政治家の資質はないと
思わずには
いられません。


というわけで
全体が
日本共産党の吉岡候補
ⅤＳ
民主党の現職
といった
様相でした。


民主党の現職候補は
社会保障の分野で
「社会保障の合理化」
「生活保護の不正受給をなくす」
「年金給付は、引き下げを」
と、主張。


現職の議員が
これだけ
現場を知らないものかと
驚きます。


生活保護の
不正受給を
言われますが
何をもって
どこの情報で
そう言うのでしょうか。
（彼は、タウンミーティングで出されている・・・と言っていたが）


不正受給は
全体の0・6％と
言われていますが
その中身でさえ
「高校生の息子のアルバイト収入が申請されていなかった」
等々というもの。


私も
生活保護申請をする
市民の方に
付き添ったことが
何度も
ありますが・・・


生活保護申請は
本当に
ハードルが
高いのです。


さまざまな
調査が行われ
やっと
受給に
いたるのです。


生保申請を
「国に世話になることだけは・・・」
といって
かたくなに拒む
路上生活者も
少なくありません。


本来なら
申請・受給できるのに
窓口で
あきらめさせる
水際作戦こそ
全国各地で
報告されます。


しかも
社会保障を「合理化する」
との発言は
社会保障の意味を
はき違えているのではないかとさえ
感じてしまいます。


年金は
物価が下がっているから
給付を引き下げるそうです。


物価・・・
下がっていますか？？


そして
現職候補は
ＴＰＰ参加で
「経済的領土を増やしていく」
「東南アジアに攻めていく」
などと
発言しました。


さらに
金融緩和をすすめて
外国に攻めていくことが
全体の
景気回復につながるとの
主張を
展開しました。


デフレ不況を
つくってきた
これまでの失敗を
くり返す
発言の数々です。


さらに
他国に対して
とっても
上から目線発言にも
私には
感じられました。


民主、自民の
両候補とも
日本国内の
内需を応援しようという
本気さは
まったく
感じられませんでした。


国民のふところを
あたためない限り
景気回復など
ありえないことは
今の日本を見れば
明白では
ないのでしょうか。


日本共産党の
吉岡候補は
「規制緩和をつづけてきたやり方が、今日のデフレ不況をつくってきたではないか」
として・・・


大企業の
260兆円の内部留保を
雇用や中小企業に
還元させる改革を
提案しました。


さらに
自民党新人候補に
社会保障の財源を
聞かれた
吉岡さん・・・


「軍事費や政党助成金こそムダ遣い」と
指摘しましたが
反論は
ありませんでした。


最後の
設問＆討論となった
「原発・エネルギー政策」は
日本共産党、吉岡候補の
独擅場で
自民、民主、両候補とも
だまりこんでいました。
（この内容は、つぎの記事で・・・）


たくさんの
国民のみなさんに
実際に
聞いてもらいたい
公開討論会でした。


青年会議所が
主催している
この取り組み・・・
とても
重要な機会です。


青年会議所のみなさん
お疲れさまでした。
＆
ありがとうございました。