いじめから昭島の子どもを守るために・・・9月市議会一般質問②

9月市議会一般質問・・・
項目の
大きな二つ目は
いじめ問題。

滋賀県大津市で
市立中学校の
男子生徒が
自殺した事件を
契機に
いじめの問題が
あらためて
国民的な問題と
なっています。


今回の
一般質問では
私をふくめ
四人の議員が
いじめの問題を
とりあげました。


さまざまな文献では
いじめは
ストレスから
生じるものだと
されています。


学校や
子どもたちをとりまく
環境だけでなく
さまざまな社会に
起こりうること。


昭島市の
教育委員長は
動物園にかかわる
仕事や活動に
とりくまれているそうで・・・


いつだったか
教育委員会で
「動物にも、いじめがある」
「ストレスを感じたとき、生物は弱い者へ牙がむく」
「いじめは起こりうるもの、その件数に恐れることなく対応してほしい」
というような主旨の
発言をされていた。


いじめは
どの学校にあっても
おかしくはない。


大切なことは
早期に発見し
対処すること
なのだろう。


「いじめは、絶対に許されないこと」
そして
「とても恥ずかしいこと」
ということを
しっかりと
理解し
理解させていくことは
もちろん
大事なこと。


さらに
子どもたちの社会で
いじめが起こったとき
その背景に
何があるのか
学校と教育委員会は
よくよく
見ていかなければ
ならないだろう。


全体の背景とともに
加害者
被害者
それぞれに。


さらに
制度的な背景も
指摘されている。


〝尾木ママ〟で
おなじみの
教育評論家の
尾木直樹氏は
「大津市のように学校や市教育委員会が事実を隠す事態の背景には、教員評価制度や学校評価制度があるのではないか」
と言う。


ＮＰＯ法人
「全国いじめ被害者の会」の
大沢秀明理事長も
尾木氏と同様に・・・


いじめが
表面化せず
深刻化する原因は
学校評価や教員評価という
「制度」を
指摘します。


こうした制度を
つくってきた
文部科学省の
責任は
重大です。


いじめは
加害者にとっても
子どもの「ＳＯＳ」を
表しているのでしょう。


昭島の子どもたちを
いじめから守り
悲劇を
起こさないために
私たち大人が
昭島市教育委員会が
全力で
知恵と力を
尽くさなかればならないと
自分の決意も込めて
質問しました。


私から
提案をしたのは・・・


昭島市内の
小学校、中学校の
教職員全員に
無記名で
「アンケート調査」を行うこと。


学校毎ではなくて
市教育委員会に
直接とどく形で
全教職員に
いじめ根絶のための
「課題・問題意識等」を
聞くというもの。


無記名でなければ
実態や本音は
見えてこないだろう。


大津市の
子どもたちへの
アンケートでも
具体的な
いじめの実態が
記されていたのは
無記名のもの
だったという。


昭島の子どもたちには
7月に
東京都教育委員会が
通達を出して
全児童・生徒への
アンケート調査が
行われている。


それについては
「いじめ」と
「いじめの疑いがある」もの
すべてを
総当たりして
対応するとしている。


今度は
学校の先生たちに
「何が必要か」
「いじめの背景は何か」
「苦労していることは何か」
等々を
聞きだしていこう！
と、提案した。


が・・・
「常に教職員からの声等が教育委員会にあがってくる体制維持に努めたいと考えており、現在は予定していない」
と、あっさり(>_<)


ともかく
昭島の子どもたちを
守るために
昭島の大人たちが
全力で
取りくもう。