パピルス店の店員さん。

写真は
エジプト土産に
購入した
パピルス・・・
古代エジプトの
カレンダーが
描かれている。

パピルス店の
店員さんと
いろんな話をした。


エジプトでは
2011年1月25日以降
国内各地で
ムバラク大統領（当時）の退陣と
政権交代を
求める
大規模デモが
行われてきた。


デモ隊と
治安部隊の
激しい衝突まで
発展して・・・


その後
同年2月11日に
ムバラク大統領は
辞任をした。


30年つづいた
独裁政権が
倒れたのだ・・・


「アラブの春」と
言われている
中東の
民主化運動の一つ。


と言っても
現実は
そう単純では
ないだろうが・・・。


いつもは
飛行機のチケットと
ホテルだけを
予約して・・・
ふら～っと
出かけてしまう
ワタシだが(*_*)


今のエジプトで
さすがに
それはできない。


久しぶりに
ツアーでの
旅行となった。


政権交代後の
混乱と不安定さが
のこる中・・・


今回の
エジプト旅行は
全行程に
ツーリストポリス（観光警察）が
同行している。


黒のスーツを
ビシッと着こなし
サングラスをかけ
肩には
銃を背負った
ポリスとともに・・・(^_^;)


そんな
エジプト一人旅であった(~_~;)


パピルス店の
若い店員さんが
「革命後のエジプトは、どうですか？」
と、ワタシに話しかける・・・


「革命前に来たことがないからなぁ・・・」
と、ワタシ。


そこで
「何が一番違う？」
と、聞いてみた。


彼は
「すべてが違うよ！わからない？？」
と、言う。


すべてとは・・・
どういうことか
聞いてみる。


とにもかくにも
国民の
意識が違う
と言う。


モラルが違う・・・
行儀が違う・・・
と言う。


今までは
「やってらんねぇよ」という
感じだったけど
望みが見えてきた
という
ことだろうか。


もちろん
まだまだ
雇用や経済は
安定しない。


ガイドさんによれば
土産物を
売る人々も
革命前の
何倍もの勢いで
売りつけてくるという。


みんな、必死だ。


それでも
国民のマナーが
変わったと
パピルス店の
若者は言う。


彼に
聞いてみた。


「デモに行った？？」


「もちろん、行ったよ！！」


「治安部隊に殴られまくったよ。細粒ガスをかけられて大変だったよ！」
と、笑っていた(>_<)


カイロの
タハリール広場から
はじまった
抗議デモ。


若者たちが
その先頭に
立っていた。


数年後のエジプト・・・
また
訪れてみたい。