懇談のつづき

代表質問後の
志位和夫衆議院議員との
懇談。
つづき・・・


南関東ブロックの
畑野きみえ比例候補（写真の女性）も
懇談会に
参加していた。

志位さんは
大きく
5点を質問した。


その最後が
「こんなアメリカ言いなりでいいのか」と
国民が
疑問を抱いている
二つの問題。


一つ目が
ＴＰＰ・・・。


志位さんは
環太平洋連携協定（ＴＰＰ）
について
交渉参加を
断念するよう
求めた。


そして
所信表明演説で
野田首相自身が
言っていた
「守るべきものは守りながら、ＴＰＰを推進する」という
表現をとらえて・・・


「守るべきものとは、具体的に何なのか・・・お答えください」
と迫る
志位さん。


野田首相の
答弁は・・・


「日本の医療制度、伝統文化、美しい農村・・・」
だそうだ。


ＴＰＰは
「例外なき関税撤廃」と
「非関税障壁の撤廃」を
原則としている。


その点をあげて
志位さんは
「守るべきものは何か」と
聞いている。


「例外なき」の
ＴＰＰで
その例外品目を
野田首相は
あげられず・・・


ただただ
あいまいな答弁に
終始した。


そんな
野田首相に
志位さんは・・・


ＴＰＰへの参加は
日本農業に
壊滅的な
打撃を与え
医療、雇用、食の安全など
日本の主権を
まるごと米国に
売り渡すことになる！
と強調した。


そして
「アメリカ言いなり」の
二つ目は
沖縄の米軍による
暴行事件と
オスプレイ問題。


オスプレイの
問題では
重大な答弁が
出てしまった！


「日米合意」すら
守られずに
我が物顔で
日本の空を
飛行する
オスプレイの実態を
示して・・・


「米軍の横暴勝手を野放しにするつもりか」と
迫った
志位質問に・・・


野田首相は
「米軍は日米合意を順守し、安全性に最大限配慮している」と
答弁してしまったのだ。


これは、ひどい！


オスプレイの
飛行は
「人口密集地を避ける」と
日米で
合意されている。


しかし
人口密集地や
住宅の上空で
オスプレイの飛行が
常態化している。


これは
多くの住民が
目撃しているのだから
まぎれもない
事実なのだ。


それを
野田首相は
「米国は合意を守ってる」
「米国は、安全性に配慮している」
と言ってしまった。


せめて
「事実確認する」
ぐらいのことが
言えないものかと
情けなくなる。


ノダサン
どちらの国の
首相でしたっけ・・・？と
言いたくなる。


オスプレイの
配備とともに
米兵による
集団女性暴行事件にたいし
沖縄で
激しい怒りが
広がっている。


沖縄県議会では
「米軍基地の全面撤去を」との
表現が
初めて
県議会決議に
明記された。


首相は
この抗議決議を
「重く受けとめる」と
答えながらも・・・


普天間基の県内移設も
名護市辺野古への新基地建設も
固執している。


野田首相・・・
言葉だけでなく
重く受けとめてください。


基地がある限り
住民の苦しみは
なくならない。


オスプレイの配備は撤回を！
普天間基地は無条件撤去を！
米国言いなり政治の根源にある日米安保条約を廃棄し、日米友好条約に！