不信任案、なんのため？？

なんだったのでしょう？
菅内閣不信任決議案は・・・。

昨日の国会で
内閣不信任決議案が
否決された。


結局・・・
国会の審議を止めただけの
時間のムダづかいだった。


そして
さまざまな分野に
災害支援の
悪影響を広げただろう。


この国難のときに
権力争いに
没頭するという
情けない
民主、自民、公明らの姿。


水面下での
いろいろな動きが
あったような報道が
されている。


そして
菅直人首相は
『復興支援のメドがついたら、退陣し若い人に継承する』
と、発言した。


ひどい。


復興の見通しを
いまだ持っていないときに
言うべきことではない。


若い人への継承？


何を
引き継ぐというのだろう。


継承してもらっては
困るものばかりを
打ち出している内閣が。


震災対策を放棄して
派利派略しか考えない
民主党内閣。


消費税増税の
動きをつよめる
民主党内閣。


農林水産業を破壊する
ＴＰＰ参加をすすめる
民主党内閣。


普天間基地をめぐる
民主党内閣と
アメリカ政府とのやりとりは
沖縄県民、国民を
愚弄するものだ。


原子力発電所だって
浜岡原発を
一時的に止めたにすぎない。
対策をすれば
大丈夫！という
民主党内閣。


内閣不信任案は
否決されたけれど・・・
国民から見れば
信任など
到底できるものではない。


退陣を表明した
内閣が
まともなことを
できるわけがない。


昨夜のニュースで
あるコメンテーターが
『民主党は、国民と結びついていない。国民の代表ではない』
と、言った。


しかし
我慢ならないのが
聞くに堪えない
自民党らの質問。


「菅内閣は退陣を！」
と、大合唱するわりに
退陣させたのちの
展望を
なんらもっていない。


おとといの
野党党首会談で
自民党・谷垣総裁は
「（退陣させたあとの）政権構想に展望を持っているわけではない」
と、言った。


被災者と国民と
結びつき・・・
生きた政治ができる政権を
私たちは
つくりださなければならない。