住宅改修助成を拡充して、安心・安全の街づくりを！一般質問報告②

3月市議会。
一般質問のうち
「災害対策」質問の
つづきを・・・

「予防第一」という
観点に立って
いくつか
具体的に
質問をしました。


昨日の記事でも
触れましたが
木造住宅の
耐震化助成は
大事な施策です。


東京都は
助成対象地域を
定めています。
（墨田区の下町とか、木造密集地域など28か所）


この対象地域は
都心の区部が
中心に
なっています。


昭島市も
もちろん
対象には
なっていません。


この地域拡大を
都に求めるべきでは？と
質問しましたが・・・
「困難性がある」と
都市計画部長。


そうなんです。
東京都の考え方は
「住まいの安全性を確保して、都民の命を守る」
という視点ではなく
「緊急輸送道路の確保」
という視点なのです。
（それも大事ですけどね・・・）


という
都の考え方に
『昭島市は逆らいません』
という
答弁でした。


残念です(+o+)
市民の命を守るという
立場で
東京都に
しっかりと
ものを言ってほしいです。


さらに
さまざまな
質問を
ぶつけました。


以下
箇条書きに
してみます。
カッコ内が
市の答弁です・・・


◆昭島市の木造住宅耐震診断・工事の助成額を引き上げて、災害弱者（高齢者や障害者など）のいる世帯に、上乗せすべきでは？　【現下の財政状況においては、困難】

◆マンションの耐震化の現状と課題をどう考える？　【経費が高額であるとともに、区分所有者による合意形成が不可欠であることから、進展しない状況。防災意識の周知啓発に努める】

◆福祉避難所（現在は、保健福祉センターなど4施設）について、民間等に要請するなど拡充をすべきでは？　【今後、地域防災計画の修正時に拡充等を含めて検討する】

◆災害時要援護者登録者の個別支援計画をつくるべきでは？　【高齢者などは状態像も変化するので、困難】

◆液状化・地盤対策の認識は？　【東京都の建築物液状化対策検討委員会で、地域の特性に応じた対策を検討し、指針の作成をする。あわせて、東京の液状化予測図見直しが平成24年度中に行われるので、情報提供に期待する】

◆地域防災力の強化と防災コミュニティへの支援を強化すべきでは？　【消防団や自主防災組織には、これまでと同じ支援をしていく】

◆災害時支援ボランティアの育成をどう考える？　【現在、昭島消防署に登録されている東京消防庁による災害時支援ボランティアは180人、昭島女性防火の会は86人。啓発と拡充に努める】

◆市内事業所の防災体制をはかれるよう支援すべきでは？　【昭島消防署が、危険物関係施設の査察指導等を行い防火・防災管理体制の充実強化を図っている】


質問に
答えてもらえなかったり
噛み合っていない部分も
ありますが・・・
6月市議会や
さまざまな機会で
また
取りあげていこうと
思います。


民間も含めた
市内各施設の
耐震状況についても
質問を行い
現状が
明らかになりました。


こちらも
複数の
質問をしたので
また明日
ご報告させて
いただきます。