広島大会、閉幕。

7200人？の
参加者となった
原水爆禁止2012年世界大会
広島大会の閉会総会。


昨日から
参加している
福島県浪江町長の
訴えは
身を乗り出して
聞き入った。。。

浪江町長の発言は
訴えというより
「宣言」だと感じた。


平和記念式典では
広島市長が
平和宣言をしたが・・・
それに
負けない
「平和宣言」だった。


馬場有浪江町長は
冒頭
「核の恐怖を、もっとも噛みしめていたはずのこの国で、再び核の被害を出してしまった」と
訴え始める。


浪江町は
核の恐怖により
2万1千人の
全町民が
バラバラとなった。


故郷での
暮らしは奪われ
生業は崩壊した。


日本国憲法に
謳われている
幸福追求権・・・
生存権・・・
財産権・・・
すべてが崩壊した。


「幸せになりたい」


祖先は
これまでの
歴史の中で
苦しみを味わい
そこから
何度も這いあがり
独自の文化を
築いてきた。


こうした
歴史、文化は
どのような地域にも
あるだろう。


町長は
「浪江の歴史を、文化を、あっさりと放棄するわけにいかない」
と
声が強張る。


当然のことだろう。


一つ一つの
言葉を
噛みしめながら
ゆるぎない気持ちを
強く感じる
話し方だ。


そして
長年にわたって
「核兵器のない平和で公正な世界のために」
を求めて
原水禁運動を
発展させてきた
この
原水爆禁止世界大会の
本会議で・・・


やはり
ゆるぎなく宣言をした。


「浪江も行動すれば世界は変わるということを、必ず実践する」と。


「ご指導をよろしく」とまで
言っていた。


聞いていて
鳥肌が立つような
誓いだ。


核による
被害者を
もう出してはならない！


この協同を
さらにさらに
広げていこう。


各国政府と
市民の
連帯で
核兵器禁止条約交渉開始を！
との呼びかけを
採択した。


。。。。。。。。。。


写真は
文書採択、行動提起後の
フィナーレ。


岩手県宮古市の
漁業者らの
「大漁旗」が
ステージ上で
大きく舞ってる。


世界大会主催者の
思いが
伝わってくる・・・


被災地復興の
願いだ。


核兵器のない
平和で公正な世界を！
この実現を
真の被災地復興とともに
すすめていくという
決意のようだ。


それに呼応して
大会参加者は
総立ちで
決意を
固めあっている。