敷居を低く・・・

奈良県立図書情報館は
すばらしい
施設でした。

県立の
図書情報館なので
はじめは
その規模の大きさに
ただ、ただ
圧倒されていました。


でも
この間の
議論の経過を
聞いて・・・


この施設の
特徴と価値に
引き込まれていきました。


『情報発信型の施設』として。


ここには
大変な
議論が
あったようです。


図書館とは？
今の時代の
図書館の
新しい在り方とは？


『情報発信型』を
そもそもの
基本スタンスに
位置付けているので
市民を待つのではなく・・・


市民のニーズを
職員が
常に考える
体制があるようです。


開館当初から
かかわっている
職員の方が
『図書館の敷居の低さに気づいていなかった』
と、話されたのが
印象的でした。


図書館というものの
「敷居の低さを生かす」
この意識を
忘れずに
日々
いろいろなことを
考えていると
言われました。


図書館とは
生活や
あらゆる情報を持ち
発信するところ。


本だけの
情報発信に
とどまらず・・・


無料の
医療相談会。
コンサート。
ファッションショー。


従来の図書館では
「なんで、図書館で？」
と思えるような
取りくみを
しています。


病院へ行って
お医者さんに
相談するのは
とても
敷居が高い。


でも・・・
大事な
その情報を
図書館で
得られるように
図書館で
無料医療相談を
してしまおう。


家の近くの
図書館に
足を運ぶことの方が
敷居は低い。


そんな
図書館の
「敷居の低さ」を
使っていく。


この施設が
「図書情報館」
と名付けられている
意味が
うなづけます。


利用者とともに
「進化する」図書館
という
印象でした。


規模こそ違っても
昭島市に
生かせるものは
たくさん
収穫できたと
思います。


明日は
滋賀県の
図書館を
見てきます。


おやすみなさい☆★