福島からの応援

宇都宮けんじ都知事候補の
第一声では
福島からの
応援演説があった。


武藤類子さん。

こちらも
魂の訴えだった。
↓↓↓


　みなさん、こんにちは。
　私は、福島県民の武藤類子と申します。

　今日は、福島原発事故から三年が経とうとしている福島現地の被災者の一人として参りました。

　東京都の都知事選挙で、みなさんに一言お願いしたいことがありまして、参りました。

　今日は、選挙第一日目。
　本当に、スッキリと晴れあがった日で良かったですね。
　このような雲ひとつない青空のような、クリーンでさわやかな選挙が行われることを心から願っています。

　私が今日参りましたのは、大都会・東京のありようが福島にも大きな影響をもたらすと思ったからです。

　都会の繁栄、大都会の繁栄は、地方の犠牲の上に成り立つという構図を、私たちはこの原発事故によって思い知りました。

　大手のゼネコンが利権を持つ除染は、大量の被ばく労働者と放射性のごみの山を作り出しています。

　オリンピックのために建設ラッシュが始まれば、収束作業に大きな影響があるのではないかと心配しています。

　また、ＴＰＰにより、東京の穀倉地帯である農業県・福島の農業は、放射能の上にさらに大きな打撃を受けます。

　この東京の政治が、もろに影響を受けるようなこの政治のありよう、経済のありようを、私たち地方から変えていかなければならないと思っていますが、私は東京も変わってほしいと心から思うのです。

　繁栄の犠牲は、地方だけではありません。
　東京にも無視され続けている放射能汚染のホットスポットがたくさんあります。そして、格差社会に苦しむ人々、ワーキングプアの若者たちがたくさんいます。

　この東京で、一人ひとりが大切にされる都政が行われることが、とても重要だと思っています。

　そして、エネルギーの使い方や暮らしのあり方について、都民がきちんと向き合える環境をつくり、地方を犠牲にしない社会をつくってほしいと心から思っています。

　そして、脱原発をどうか東京都民から大きく広げていってほしいと思います。

　福島原発事故の責任を問う告訴が不起訴となり、東京の検察審査会が開かれています。様々なこのようなことに関心をもつ都民であってほしいと心から思います。

　そして、東京都政を行う東京都知事には、このような地方に対する視線を持った方になってほしいと思い、今日ここに参りました。

　常に、弱者の立場に立ち、堅実な仕事をおこなってこられた宇都宮けんじさん。
　そして、原発事故後、いち早く福島にたくさんの人を派遣されて福島の被災者の救済をおこなってこられた実績とやさしいお人柄を持った宇都宮けんじさんを、私は応援したいと思います。宇都宮けんじさんの本当にまっとうだと思える「希望の政策」に心から期待したいと思います。
　ありがとうございました。