うつけん第一声

宇都宮けんじ都知事候補の
淡々とした
穏やかな演説。


しかし
言っていることは
凄まじい。

『サラ金ヤミ金による多重債務問題に取り組み・・・』


『消費者金融の巨大な利権に切り込んで、30年間に約6万社を告発してきた弁護士です！』


『地下鉄サリン事件の被害者対策弁護団の団長として・・・』


『日本弁護士連合会会長のときに発災した東日本大震災では、原発被害者の支援と脱原発に向けた取り組みの先頭に立ってきました！』


弁護士資格を
持っている人は
たくさんいるけど
こんな弁護士
滅多にいない(゜o゜)


悪徳業者を相手に
オウムを相手に
決してひるむことなく
弱者の側に
寄り続ける。


穏やかな口調の
宇都宮さんだったが
最後の最後で
語気が強まった。


『名護市長選挙で稲嶺ススム知事の勝利に勇気をもらった』


『沖縄は、カネの圧力に屈しなかった！』


『札束を押し返した名護の市民に続こう！』


『東京都民の心意気を示そう！』


鳥肌が立つ。
熱いものがこみあげる。


そして
宇都宮さんは
この都知事選挙は
全国が注目していると
語りながら・・・


『必ず勝利の喜びをかみしめて・・・その勝利を、福島と原発事故の被害者に、東日本大震災の被災地と被災者に、そして沖縄の皆さんに届けたい！』
と締めた。


東京のことだけを
考えているのではないのだ。


日本の首都・東京の
都知事選挙であることの
意味を
強調した。


自分たちのことだけじゃない。


みんなで
新しい社会を
築くのだと。


日本を変えるのだと。


こんな言葉を
いま立候補している
他の候補者が
言えるだろうか。


『魂の闘いをした名護に続こう！』
こんなセリフを
他の候補者も支援者も
言えないだろう。


宇都宮さんの
最後の言葉に
私は
絶対の信頼をおく。