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日本共産党 昭島市議会議員 佐藤あや子のブログ 
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14日に行った
私、サトウアヤコの
一般質問と市の答弁を
ご報告します①。
『災害時、重要な役割を持つ市職員の削減はやめるべき』
と、市長に迫りました。






今回の質問で
時間的にも
内容的にも
大きな比重を占めたのが
『東日本大震災と福島原発事故について』
の項目でした。


まず冒頭
市長に基本的な考え方を
質問した・・・
「今回の大災害の中で、自治体や公共機関とそこに働く職員の役割について」



この震災で
自治体と公務員の役割が
災害時に
どれだけの力を発揮するか
いかに大切かを
まざまざと
見せつけられたのでは
ないでしょうか。


この災害で
私たちが
目にしたものは
言葉に言い表せないほど
悲惨な被害の実態
であるとともに・・・


大変な困難に直面する中
助け合い
支えあって
生きる人間の姿でした。


震災後
テレビや新聞などを通じて
伝えられたのは
避難所や自宅避難地域に暮らす
被災者の方々が
互いを思いやり
秩序を守り
協力して
生きる姿だった
と、思います。


全国に広がっている
被災地支援の動きも
人間のもっている
良心をあらわしていると
感じます。


そして
私たちが
同時に見なければならない
と思うのは
被災地の人々の
協同を支える自治体と
その自治体職員の
献身的な奮闘です。


岩手県の
陸前高田市では・・・
職員の四人に1人が
死亡、あるいは行方不明となる中
「住民の命と暮らしを守る」
その職務をまっとうする
公務員の姿があります。


親を亡くし
子どもが行方不明という
ある職員は
市の災害対策本部の
スタッフとして
奮闘しています。


その方は
しんぶん赤旗日曜版(5月29日号)の取材に
『3月11日の震災で、それまでの生活、人生が断ち切られました。自分たちの生活を、人生を、市民とともに取り戻したい』
と、語りました。


自身も
妻を失った
鳥羽陸前高田市長は
『ほとんどの職員が、家族や友人をなくす中でも頑張っています。そのことを市民も理解してくださっているよううで、あたたかい励ましの言葉もいただいています』
と、語っています。


こうした例は
すべての
被災地自治体に
無数に
存在するのでしょう。


大津波から
住民の命を守ろうと
命をかけて
職務をまっとうした
南三陸町の役場職員のことも
報道されているとおりです。


これらはすべて
実際に
人の命が失われていることであり
軽々に論ずることはできない
重い事実です。


しかし・・・
少なくとも
未曽有の大災害の中で
住民の暮らしと安全を守る
公務員の存在が
いかに大切なものかを
十分すぎるほど
明らかにしていると
思います。


昭島市長は
この間
行財政改革の一環として
市の職員を
減らしつづけてきました。


公立保育園や
学校給食の調理
図書館などを
民営化、民間委託して
福祉や教育の分野まで
次々に
職員を減らしています。


昭島にも
いつ起こるともしれない
大災害時には
学校や保育園、公共施設等々は
住民を守る避難所としての
役割をもちます。


そうした施設の
市職員を
減らし続ける
『行財政改革は、見直すべきではないか』
と、市長に
質問しました。


答弁に立った市長は・・・
『民間は厳しい状況にある』
とか
『納税者の立場で、税金は大切に公平・公正に使う』
とか
『災害時などは、市職員が中心になっていくことは当然だが、関連機関やボランティアなどの力を借りながら・・・』
とかとか・・・


なんとも
私の質問と
噛み合っていない答えが
返ってきました。


仕方がないので
再び質問。
『防災や災害につよい街づくりという観点から、職員削減の行財政改革について、見直すべきではないか?と聞いている。いざというとき、11万3千人の昭島市民を守るという公務員の役割から見て、職員数は減らし続けることが妥当と考えるのか。もう一度、お答えください』
と、私・・・。


再答弁に立ったのは
市長ではなく
企画部長でした。


企画部長は
『災害時は、関連機関やボランティアなどと対応するので、市の職員は今の人数でも妥当』
と、答えました。


しかしね・・・
市の職員を
どんどん減らせば
災害時
一義的に
住民の命と暮らしを守る
その役割をまっとうする人が
減るということになる。


さらに
市民や関連機関など
災害時の
さまざまな協同を
リードする人が
減るということになるのです。


給食調理をもつ学校は
災害時の
炊き出し施設と
なります。


しかし
給食調理の民間委託をした
多摩辺中学校では
民間の調理師が
炊き出しには
あたれないのです。



市が直営で
給食調理をしていれば
その職員が
すぐに任務にあたれるのに。


今回の一般質問では
『災害時には、市内で給食調理を行っている市の職員が、多摩辺中学校についても炊き出しを行う』
と、学校教育部長は
答弁している。


災害時
市内が大変になったとき
どこから
その職員を
連れてくるのでしょう。


質問の持ち時間が
残り少なくて
三回目の質問には
立てなかったけれど・・・


『住民の命と暮らしを守る』
自治体の本来のあり方を
これからも
追求していこうと思う。


未曽有の
大災害に直面して
市政にかかわる私たちが
重要な教訓として
くみ取るべき
大事な問題だと思う。
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プロフィール
HN:
佐藤あや子
年齢:
46
性別:
女性
誕生日:
1978/04/18
自己紹介:
 1978年、東京都中野区生まれ。9歳のとき、東京都昭島市に転居。
 昭島市立中神小学校、昭和中学校を卒業。ソフトテニスで東京選抜代表となり都大会優勝。
 群馬女子短期大学付属高校(現在は、高崎健康福祉大学高崎高校)普通科体育コースにスポーツ留学。寮生活をしながら、ソフトテニスで日本一をめざす。
 東京女子体育短期大学保健体育学科卒業。中学校教員免許(保健体育)を取得。
 2002年秋まで、昭島市保健福祉センター「あいぽっく」の水浴訓練室で、高齢者や障がい者のリハビリ支援。障害者スポーツ指導員の資格をとり、障害者水泳マラソンや知的障害者サッカーワールドカップなどをサポート。
 2003年4月、25歳で昭島市議会議員初当選(現在、4期)。市議会議会運営委員会副委員長、厚生委員会副委員長、文教委員会副委員長、交通機関改善対策特別委員会副委員長、立川基地跡地利用対策特別委員会副委員長、都市計画審議会委員、立川・国立・昭島聖苑組合議会議員など歴任。
2019年4月の市議会議員選挙で五期目当選。現在、日本共産党昭島市議団会派代表、総務委員会委員長、立川基地跡地利用対策特別委員、都市開発審議会委員、昭島市民生委員推薦会副委員長。
日本共産党立川・昭島地区委員会副委員長、青年学生部長、2016年12月〜2017年8月まで衆議院東京21区予定候補(選挙区変更により、昭島市の区割りが東京25区に変更したため予定候補を降任)を歴任。昭島市議団長。
 趣味は、水泳、ヨガ、2007年から習い始めたピアノの練習(なかなか上達しない)、宿坊めぐり、酒器あつめ、旅行など。家族は夫。

≪連絡先≫
●日本共産党
立川・昭島地区委員会
〒190-0022
東京都立川市錦町
1-16-13米久ビル1階
TEL
042-523-2589
FAX
042-529-4739
●日本共産党
佐藤あや子事務所
〒196-0025
東京都昭島市朝日町
3-7-14
TEL
042-549-0025
FAX
042-511-9936
●昭島市議会 
日本共産党市議団控室
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