浪江町から来たユキチャン

福島県浪江町から
避難してきた
犬のユキチャン♀。

「原発からの撤退を求める署名」
を、もって・・・
一軒一軒のお宅を
まわっていると
『かまって、かまって！』
と。。。（写真）


飼い主さんは・・・
東日本大震災の
一週間後
親せき宅を
頼って
昭島市内へ
避難してきた方。


私も
相談にのった方です。


あれ？
そのときは
家族四人で
避難してきて
ユキチャンは
いなかったはず。
(?_?)


ユキチャンは
福島第一原発の
10キロ圏内に
家族とともに
住んでいました。


菅直人首相の命で
避難指示の
行政無線が
町に流れ・・・


飼い主さんは
ユキチャンの
鎖を解き
「人間」の家族のみで
避難したのでした。


ユキチャンは
どうやって
過ごしていたのか
不明です。


震災から一カ月。
いろんな地域の
いろんな人のもとを
放浪したのち
ユキチャンは
もとの
飼い主さんと
再会したそう。


奇跡的な話です。


飼い主さんも
まさか
ユキチャンに
再会できるとは
思っていなかった
ようです。


もちろん
避難中の
飼い主さんの
住まいでは
飼えず・・・


今は
一番最初に
避難してきた
昭島市内の
親せき宅で
ユキチャンは
過ごしています。


汗だくになりながら
訪問をつづける
私たちに
『がんばれ！！』
と、言ってくれているかのよう
でした。


ユキチャンの
頭をなでなで。


猫パンチならぬ
犬パンチを受け
私の腕は
泥だらけに
なっていました（＾◇＾）


ユキチャンの声援に
励まされながら・・・


一時間半の
訪問で
18筆の
「原発ゼロ」の願いを
集めることが
できました。


いろんな話をしながら
集めるので
時間はかかりますが
会った方全員が
署名してくれました。


これ以上
幸せな家族を
引き離すことのないように。


原発事故という
人災を
決して
くり返しては
ならない。


ユキチャン
がんばるよ！