被災地を置き去りにする政治に、未来はない！

先週金曜日の
三陸沖での地震は
エジプトでも
報道されていたようだ。

先日の
エジプト旅行で
友達になった
ラビーから
メールが来た。


「ニュースで、日本で大きな地震と津波が起きたと聞いたんだけど・・・大丈夫ですか」と。


昨年の三月の
東日本大震災の
余震であったことを
伝えると・・・


「できるだけ被災地に行かないように・・・」
とか
「地震は、もうおさまったの・・・」
とか
「被災を受けないように・・・」
と、心配してくれる。


エジプトでは
地震は
まず起きない。


だから
余震だの
活断層だの
言っても
よくわからないようだ。


地震大国・日本ということも
ピンと来ないのだろう。


それでも
私と
私の家族の
安全を
案じてくれる。


日本のために
祈ってくれる。


エジプトでも
報道されるほどの
地震であった。


多くの人が
2011年3月11日を
思い出しただろう。


3・11を機に
多くの日本人が
「今までの社会のあり方、政治のあり方で良いのか」と
考えはじめただろう。


いま
日本共産党の
青年後援会が
街頭で
シール投票を
している。


若い人を
ターゲットに
「政治に期待すること」を
投票してもらうという
取りくみだ。


先日
立川駅北口で
シール投票を
行うと・・・


多くの若者が
「被災地支援を、もっとしっかりやってほしい」と
回答したそうだ。


本当に
その通りだ。


民主、自民、公明の
三党が
密室で談合して
復興予算を
流用できるように
してしまったことは
本当に
ゆるせない(-_-)


復興基本法の
内容を
三党談合によって
書き換えたのだ。


復興予算を
つかえる範囲を
「被災地」に
限っていたのに・・・


「全国」に
つかえるものにした。


それによって
被災地と
関係のない
トヨタ、キヤノン、三菱電機、京セラ、東芝・・・など
大企業が
2356億円もの
補助を
受けている。


一方で
被災地の
中小企業は・・・
再建支援のための
補助金を
申請しても
その6割が
ふるい落とされている。


この問題を
日本共産党の志位和夫委員長が
11月の
衆議院代表質問で
取りあげたが・・・


野田首相は
「被災地復興は、日本経済を支援しないと・・・」と
言ってのけた(-_-)


被災地、被災者が
切実にのぞむ
支援策は
切り捨てる・・・


その一方で
被災地と関係ない
大企業に
莫大な補助金を
ばらまく・・・


こんな
理不尽なことはない。


被災地を
置き去りにする政治に
未来はない！！
と・・・
民主、自民、公明党のみなさんに
言ってやりたい。


それでも
日本人か！！とさえ
言いたくなる。


政府の復興策が
あまりに
不十分なために
多くの
被災事業所が
再開できずにいる。


農林水産業の
復旧にも
大幅な遅れが
生じている。


これまで
生きてきた中で
日本人なら
だれもが
口にしてきたであろう
三陸のワカメ・・・
新鮮な魚介・・・


日本の文化の
一部が
そこにある。


国民は
それぞれの持ち場で
「オールJAPAN」の
支援をしている。


政治が
復興支援に
全力にならず
何をやるというのか。


住まいと仕事の再建へ
公的支援を
復興の
基本原則にすえることを
早急に
やらなくてはならない。


被災者が「主役」の復興支援を！！


。。。。。。。。。。


写真は
エジプトの
ハンハリーリで
出会った
イスラムの女の子たち。


みんな
とても気さくに
話しかけてくれる。


アラビア語は
まったく
話せないし・・・
英語だって
話せないに等しいけど・・・


やっぱり
うれしい(*^_^*)